社会人としてのスキルアップの為に、メンタルヘルス・マネジメント検定を受験し、合格しました。
受験対策
参考書
どちらかと言うと堅苦しく感じるかもしれない文章でも平気な方は、公式テキストが王道です。
毎年多かれ少なかれ法令の改正はありますので、最新バージョンを購入し勉強しましょう。
公式テキストよりも、柔らかい文章でないと、読む気がしないと言う方向けなのが「公式テキストに準拠」している参考書です。
こちらも最新バージョンを入手しましょう。
私はこちらの参考書を使用して、Ⅱ種Ⅲ種ダブル受験、合格しました!
特におすすめなのが
一般社団法人EAPコンサルティング普及協会
安全衛生教科書メンタルヘルス・マネジメント(R)検定Ⅱ種。Ⅲ種 テキスト&問題集です。
Ⅱ種とⅢ種で出題範囲の被りがあります。頭に入りやすいテキスト構成で、今は何種の出題範囲なのかも明確にしてくれているのでわかりやすい。また、章ごとに確認問題を挟みつつ、最後には問題集も付いている為、集中力に心配のある方や、隙間時間に勉強していこうと思っている方にはぴったりです。
試験対策全般に言えること
知識を頭に入れるだけではなく、問題集を解いてアウトプットの練習をしておくことが大切です。
なんなら、問題集を解いて、「あーわかんない」てなったところを、解説書を読むなり、語句を調べるなりしてノートにまとめて、また問題を解く方が、試験対策としては、手っ取り早いかもしれません。
それではキーワードの説明です。
メンタルヘルス・マネジメント検定とは
「働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得するもの」です。公式ホームページより。
メンタルヘルスケアとは
メンタルヘルスケアとは、全ての働く人が健やかに、生き生きと働けるような気配りと援助をすること、およびそのような活動が円滑に実践されるような仕組みを作り、実践することをいいます。全ての働く人を対象にしています。
メンタルヘルスとは
メンタルヘルスとは、「心の健康」のことです。特別な精神疾患を患う人の問題だけに限定されるものではありません。心の病気にかかっていなければ、健康であるとは言い切れないからです。
心が健康であるとは
心が健康であるとは、前向きな気持ちを安定的に保ち、意欲的な姿勢で環境(職場)に適応することができ、イキイキとした生活が送れる状態のことと言われています。
心が健康なうちに、スキルアップとして勉強していくことが吉。
心が健康であるときは、ある程度、心の余裕がありますよね。
自分の機嫌を自分でとることができる大人が、自分以外の人の心の健康を気にして欲しいものです。
その為に、メンタルヘルス・マネジメント検定では、3コースが用意されています。
Ⅲ種 セルフケアコース
Ⅱ種や、Ⅰ種が欲しい人はなおさら、Ⅲ種は勉強しておくべきです(受験するかどうかは個人の自由ですが・・・)。
「もし、私だったら」とか、「人によって感受性に差がある」と理解して欲しいものです。
セルフケアコースの内容は
①メンタルヘルスケアの意義
②ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
③セルフケアの重要性
④ストレスへの気づき方
⑤ストレスへの対処法、軽減の方法
Ⅱ種 ラインケアコース
Ⅲ種が無事に理解できた方は、ラインケアコースの受験をおすすめします。職場で後輩がいる場合は尚更です。「後輩思いの先輩」に早いうちから「自分を変化」させていきましょう。勉強することで、日々の心がけを学べるはずです。
ラインケアコースの内容は
①メンタルヘルスケアの意義と管理者の役割
②ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
③職場環境等の評価および改善の方法
④個々の労働者への配慮
⑤労働者から相談への対応
⑥社内外資源とその連携
⑦心の健康問題を持つ復職者への支援
Ⅰ種 マスターコース
現代では、メンタルヘルスに興味のない管理者は、大変よろしくないですよね。言い換えれば、メンタルヘルスケア知識に富んだ上司に出会うことは、かなり恵まれていることだと気づくでしょう。
マスターコースの内容は
①企業経営におけるメンタルヘルス対策の意義と重要性
②メンタルヘルスケアの活動領域と人事労務部門の役割
③ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
④人事労務管理スタッフに求められる能力
⑤メンタルヘルスケアに関する方針と計画
⑥産業保健スタッフ等の活用による心の健康管理の推進
⑦相談体制の確立
⑧教育研修
⑨職場環境等の改善
過ごしやすい環境は、まず自分を見つめてから求め、他者の為に行動を起こしたいなら、とりあえず情報を取集してみる。行動力を補うのが知識だと思います。
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