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新人研修で気をつけること。うまくいくコツ。【研修シリーズ】

社会人・就職・新人・勉強
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新人研修、後輩研修の悩みは尽きないもの。

今回は、研修する側、研修を受ける側で、「お互いに充実した1日だったな」と思えるような研修をするコツを紹介します。

研修の初めの時間に、次の3つのことを確認したり、伝えるようにします
  1. 今日の日程を伝える
  2. 今日のルールを伝える
  3. 今日の到達点の確認
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今日の日程を伝える

今日(研修日)の日程をできるだけ伝えるようにしています。

日程を伝えることで、「今日はどんな1日になるのかな、何をするのかな」と言う緊張が少し和らぐはずです。

緊張が和らげは、研修内容にもより一層集中できるでしょう。

数日間の日程を伝えることができれば、意欲的な新人なら、予習をしておいたり、次の研修までにメモをまとめておこうと計画を立てるはずです。

今日のルールを伝える

普段も気をつけているかもしれないことでも、「今日のルール」をあえて言葉に発して決めます。

ルールとして守ってやってみた行動が、自分にとって良いものだとわかれば、その行動をとる選択肢を持てます。

選択肢が増えるって素敵でしょ。

ルールは、「研修担当者側」と「研修を受ける側」の双方の「ルールにしたいこと」を聞きます。

お互いに要望を言って確認するは、「教える・教わる」の視点では、対等の関係で「研修内容に、より集中」することに繋がります。

研修担当者側からのルール

ポイントは段階ごとに難易度を変えていくこと

初めての研修内容の場合は、

「わからないことがあったら、聞いてください。今回初めてのことですし、どんな質問でも、何でそんなこと聞くの、なんて絶対思いません」

と伝えるようにしています。

研修を受ける側からのルール

初回で多いのが、

「メモをしっかりとりたいので、説明の合間にメモをとる時間をくださるとありがたいです」という要望が多いです。

確かに、メモを取れば次に繋がりますし、「話の合間はメモを取る時間」と言うことを意識づけることができます。

「メモをとる時間が欲しい」という要望を初めに聞くようにしてからは、初回でメモをしっかりとってくれる割合が多くなったように感じます。

少なくとも2つのルールを設定した上で、研修が進みます

教える側の研修の仕方が、教わる側の要望を満たしていたか、研修内容の反省も随時行うことができます。

注意点は、ルール以上のことを求めないこと。ルールをしっかり守れたら褒めるに値すると思います

「人間、言っても伝わらないことがあるかもしれないけど、そもそも言わなければわからない」と肝に命じておくことです。

「伝えたことに対して不満を持つ」のか、「伝えていないけど不満になってしまったのか」自問自答するようにしています。

今日の到達点の確認

1日の最後に、研修内容に関する「テーマについて5分間で紹介」する

テーマは研修担当が決めます。

ポイントは「紹介」するということ

紹介する「シチュエーション」は、研修を受ける側に自由に決めてもらいます。

紹介する相手にとって、言葉選びが必要になることもあります。

紹介する相手の視点も想像することができ、より実践的です。

想像を働かせながら1日を過ごすことができます

「紹介を考える」ための質問も出てきてます。

人間は自分の知りたいこと、興味のあることしか自然には覚えない傾向があります。

「最後に紹介しなければならない」ということは変わりませんので、紹介を考えるための材料を探し始めるのです。

教える側も、押し付けではなく教えることができ、しかも最後に理解を確認できます

研修担当者が「伝えたいことが伝わったかどうか」は気になるところですし、おさえるべきポイントです

紹介の内容で違うところがあれば、訂正するチャンスが持てます。

そして、伝え忘れも思い出すかもしれません。

双方にとって良い機会です。

いきなり紹介させるのではなく、1日の中で説明するチャンスを作る

1日の最後にいきなり持ち時間が5分あると緊張しますよね。

ですので研修を受ける側に、「セクション、パートごとに内容を説明してもらう」と練習にもなります。

そして研修担当者は理解度を細かくチェックすることができます。

最後の紹介では、概要をおさえた説明になりがちですので。

ポイントは「インプットとアウトプット、そしてさらにインプット」を研修中にしてしまうこと

複数人をまとめて研修する場合は、1人に先に教えたことを2人目に説明してもらったりもします。

メモをしているので「インプットしている気分」はすごくあるのです。

けれども、いざ説明してみると足りないところも出てきます。

記憶が新しいうちに、「足りないところがあった」という認識と、再度インプットすると次回につながるのです。

 

相手は人間です。気持ちがあります。

お互いに気分良く、中身に集中できる研修にしていきましょう。

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